相談者
今回はこんな疑問を解決していきます。
そもそも、あなたは職業訓練校に対してどんなイメージを持っていますか?
- 失業手当が貰える
- プログラミングやWebデザインが無料で学べる
- まわりに同じ環境の人がいる
このようなイメージを持っていませんか?
実は、職業訓練校には、色々とダメな部分があります。
そして、これから職業訓練校に通うか迷っているなら、ダメな部分も知った上で、「行かない方が良いのか?」しっかりと判断しなければいけません。
そこで今回は、現役エンジニアで職業訓練校あがりの採用担当もしていた僕が「職業訓練校に行った方が良いか?行かない方が良いか?」の判断基準について、解説していきます。
目次
採用目線だとそもそも職業訓練には行かない方が良い
職業訓練校に行くか迷っている人に現実を突きつけるのは心が痛いですが、採用担当から見て、職業訓練校は行かない方が良いです。
実は職業訓練校では、学習の質が低すぎて、エンジニアやデザイナーとして就職するのがほぼ不可能です。
また、就職できたとしても、ブラック企業であったり、就職後に技術的についていけなくなり辞める人が多いです。
行かない方が良い理由をまとめると以下の3つになります。
- プログラミングスクールとは違い、就職支援などのサポートは無い
- 職業訓練校の先生(講師)は現役エンジニアや現役デザイナーでは無い
- 就職サポートと実務経験無しでは就職・転職はほぼ不可能
これらの理由について、さらに詳しく解説している記事もありますので、参考にしてみてください。
【職業訓練校は受けるな】プログラミングスクール講師が意味無い理由を徹底解説というわけで、そもそも職業訓練校に行かない方が良くて、プログラミングスクールなどで専門的な知識や技術を教えてもらった方が将来的に良いです。
アサル先生
各スクールには無料相談や体験もあるので、「職業訓練校と比べてどうなのか?」比較するために実際に話を聞いてみることをオススメします。
アサル先生
以下の記事で、僕が最もオススメできるプログラミングスクールとその詳細情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2024年10月】プログラミングスクールおすすめ比較ランキング7選|現役講師が特徴や評判を解説職業訓練に行った方が良い人のたった1つの特徴
職業訓練校に行かない方が良いと言っても、職業訓練校でないといけない人もいますよね。
それは、失業手当です。
職業訓練校に通うか迷っている人のほとんどが、失業中の人もしくは、現在の会社を退職する人ではないでしょうか?
もし貯蓄などお金に余裕があって生活できるできるなら、職業訓練校に通わず、プログラミングスクールをオススメしますが、ギリギリな生活をしている人もいるはず。
そうなると失業手当をもらいながら、質はどうあれ、職業訓練校で最低限のことだけでも学んでおいた方が良いですね。
アサル先生
職業訓練校を受ける理由やメリットなんて、失業手当が出るくらいしかありません。
職業訓練に行かない方が良い人の3つの特徴
反対に、以下に当てはまる人なら、職業訓練校には行かない方が良いです。
- 金銭的に少し余裕がある
- 実践的なスキルを身につけたい
- 確実にIT系の就職・転職がしたい
それぞれ見ていきましょう。
職業訓練に行かない方が良い人①:金銭的に少し余裕がある
「職業訓練校に行った方が良い人のたった1つの特徴」でも話した通り、失業手当が目的でなければ職業訓練校は行かない方が良いです。
金銭的に余裕がある場合は、プログラミングスクールを受講したり、自分のスキルアップのために自己投資するようにしましょう。
または、色々なことに挑戦してみて、アクション(行動)をすると、今後の人生の転機や思いがけない才能に気付くこともあります。
アサル先生
職業訓練に行かない方が良い人②:実践的なスキルを身につけたい
仕事で活躍するために、実践的なスキルを身につけたいと思うなら、職業訓練校は全く向いていません。
なんと、職業訓練校での授業初日は、PCの電源のつけ方から始まり、「インターネットとは何か?」「インターネットでの検索の仕方」など教わります。
相談者
他の訓練生も先生の授業を聞いている人は少なく、授業中にスマホをいじったりする人も多く見られ、とても学習向きな環境ではないですね。
また、職業訓練校で教えている講師は、仕事の経験が全く無い素人が指導しています。
どんな人かというと、以下のような人です。
- その職業訓練校の卒業生
- プログラミングの実務経験が無い人
- プログラミングを少し勉強した程度の人
上記のように、講師の質が低過ぎるため、実践スキルとは程遠いでしょう。
職業訓練に行かない方が良い人③:確実にIT系の就職・転職がしたい
もし確実にIT系の企業に就職・転職したいと考えているなら、職業訓練校は行かないでください。
- ハローワークにはブラック求人が多い
- 職業訓練校で学んだことは全く役に立たない
この2点が職業訓練校に行かない方が良い大きな理由です。
以下の記事で職業訓練校の闇を紹介しているので、読んでおくと良いです。
【闇】職業訓練校のプログラミングはレベルが低すぎて就職できない職業訓練に行かない方が良いと判断する基準
改めて、「職業訓練に行くのか?行かないのか?」を判断する基準としては、1つだけです。
「失業手当がいるのか?」
これを自分に問いかけて、必要なら職業訓練校に通えばOKですし、必要ないならプログラミングスクールで正しい学習をしてください。
職業訓練校に通っている人も、これから通う人も、プログラミングスクールにしようかなと心変わりしてきた人も、まずはいくつかのスクールで話を聞いてみてください。
アサル先生
また、プログラミングスクールはたくさんあって探すのが面倒だと思い、現役エンジニアでスクール講師の僕が最もオススメできるスクールを表にまとめておきました。
アサル先生
TECH CAMP | プログラマカレッジ | TechAcademy | techboost | DMM WEBCAMP | CodeCamp | WithCode | |
スクール | |||||||
総合評価 | |||||||
受講形態 | オンライン | オンライン/教室通学 | オンライン | オンライン/教室通学 | オンライン/教室通学 | オンライン | オンライン |
転職対応 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
入学金 | 0円 | 0円 | 0円 | 126,500円〜 | 0円 | 0円 | 0円 |
受講料 | 197,340円〜 | 0円 | 163,900円〜 | 32,780円〜 | 350,800円〜 | 198,000円〜 | 49,800円〜 |
給付金 | 最大56万円 | なし | 最大38万円 | なし | 最大56万円 | なし | なし |
学習期間 | 3ヶ月〜 | 4ヶ月〜 | 1ヶ月〜 | 3ヶ月〜 | 3ヶ月〜 | 2ヶ月〜 | 1ヶ月〜 |
講師 | 現役エンジニア | 現役エンジニア | 現役エンジニア | 現役エンジニア | 現役エンジニア | 現役エンジニア | 現役エンジニア |
受講条件 | 39歳以下 | 29歳以下 | 転職保証コースは29歳以下 | なし | なし | なし | なし |
特徴 | ・未経験者に特化 ・転職失敗でも全額返金の保証つき ・途中退会でも全額返金(14日間) ・マンツーマン指導 ・チャットで質問し放題 |
・転職率96.2% ・平均の内定社数3.7 ・就職先の紹介は3500件以上 ・ブラック企業を除外 ・ビデオチャットで質問し放題 ・マンツーマン指導 |
・受講生業界No1 ・マンツーマン指導 ・チャットで質問し放題 ・課題レビュー |
・オーダーメイドカリキュラム ・料金が安くコスパが良い ・交流会で人脈作り ・マンツーマン指導 ・チャットで質問し放題 |
・受講生の97%が初心者 ・転職成功率98% ・ビデオチャットで質問し放題 ・マンツーマン指導 ・課題レビュー ・転職失敗でも全額返金の保証つき |
・受講者数5万人 ・導入企業300社 ・レッスン満足度97.1% ・マンツーマン指導 ・課題レビュー |
・副業向けに案件を提供 ・コミュニティで人脈拡大 ・マンツーマン指導 ・チャットで質問し放題 |
公式サイト | TECH CAMP | プログラマカレッジ | TechAcademy | techboost | DMM WEBCAMP | CodeCamp | WithCode |
まとめ:職業訓練に行かない方が良い?判断基準をエンジニアが解説
本記事では、「職業訓練に行かない方が良い?判断基準をエンジニアが解説」という内容で解説していきました。
改めてまとめると下記の通りです。
失業手当が不要なら職業訓練校は行かない方が良い
もちろん、人それぞれ希望する条件は異なるので、自分に合った選択をするのが良いでしょう。
ただし、無料で学べて失業手当をもらうためだけの軽率な考えで職業訓練に通うと後悔するので、プログラミングスクールとも比較して慎重に判断するのが良いと思います。